いうまでもなく、富山の地に生まれ育った私が、自分を育んでくれた故郷を愛さない理由はありません。春夏秋冬が明確で、県内のほぼどこからでも雄大な立山連峰が見渡せ、また簡単に海にもアクセス出来る。
川は澄み、市内においても緑の木々が通りを彩ります。
月並みな表現ですが、県内を離れてみて初めて富山ほど豊かでダイナミックな自然を持った土地は無いという事が判りましたし、私にとっては幼少時代も今も、家のすぐ近くで遊べる最高のバックカントリーが富山にはあると感じています。
この愛する富山の地で祖父や父がそうしてきたように、地域の人々と密着した仕事が出来ればとの想いは年々より強いものへと変ってきていました。
一方、近年医療が崩壊しつつあると言われるようになってきています。世界で最高の医療水準にあるとされた我が国の医療が何故そのような事になったのでしょうか?
医師不足は各地で深刻な問題となっていますし、その現象は当初指摘された小児科や産婦人科のみならず、外科や脳外科、救急部門や循環器内科などの多くの診療科へと拡がりをみせ始めています。
また医療事故や医療訴訟件数も増加の一途です。健康保険証を持てず、自ら病院に行く事をためらっている人々も急増しています。医療に関するすべての歯車が狂ってきていると言わざるを得ません。
今回、第21回参議院通常選挙を目標とした活動機会を頂く事となり、身に余る光栄と感じています。一旦は医療現場から離れる事となりますが、祖父や父と違った形とはなっても国民の生命や安全を守る仕事を、今だからこそしなければならないと思います。そして、その大きな仕事を富山の皆様と一緒に形作れる事を願っています。
父が急逝した2006年の最後に大役を任ぜられた事には改めて自分のルーツを思い知らされ、またそれが大きな衝動となって今の私を突き動かしています。
富山においても日本の医療政策や医療全体に関する問題点が大きく地域に影を落とし始めていると思います。
悪性腫瘍を含めた高度先進医療、医療保険や年金などの社会保障、そして健診や人間ドックなどの予防医療、私が今まで無意識に通り過ぎてきた道が、ここで一つにまとまろうとしています。
この一本の道を決して閉ざさぬよう、そしてより多くの方々と共に歩んで行けるよう努力してゆきたいと思います。
初めて故郷に恩返しが出来る、使命感と喜びに堪えません。



















